アグラリアは1970年にサンフランシスコのNob HillにあるTaylor Streetの英国とフレンチが融合したアンティックなお店から始まりました。ビターオレンジポプリとオリジナルバルサムキャンドルは古くからある代表作で new Stanford Court Hotel(ニュースタンフォードコートホテル)やI. Magnin store (マグニン)などにも置かれていました。
転機が訪れたのはHenry Bendel's の社長Geraldine Stutzがこのビターオレンジポプリをプレゼントされた時のことでした。その香りを嗅いだ彼女はすぐにこの香りは成功する香りだと判断し、アグラリアの創始者Stanford StevensonとMaurice Gibsonを呼びHenry Bendel's の中にある Scentimentsのお店の入り口に置いてみないかと誘いました。その後ニューヨークタイムズ紙はサンフランシスコ発アグラリアのウッディーな香りのブレンドがパークアベニューにあるリビングルームの半分を満たしてしまったとその香りを評しています。
現在ではアグラリアはサンフランシスコにあるGump's(ガンプス)、ニューヨークにあるBergdorf Goodman (バーグドルフ・グッドマン)、また世界中にあるSaks Fifth Avenue(サックス・フィフス・アベニュー)や Neiman Marcus(ニーマン・マーカス)等の有名デパート、百貨店で見つけることができます。
1970年に誕生したアグラリアのオリジナルフレグランスは46年経った今日も当時と変わらぬ人気を保っています。モーリスとスタンフォードは香りを重ね合わるような調香を行いました。
サンフランシスコの店舗を訪れたことがある人なら覚えているでしょう。
半開きになったオランダ風ドアから漂い出し、遠くノブヒルの頂上まで匂ってくるフレグランスに心惹かれたことを。
人々は引き寄せられるように入店し、お聞きになりました。「このフレグランスは何ですか?」と。
私たちはいつも「これがアグラリアです。」と答えました。
そして4種類のフレグランスが『素敵に混ざり合ってひとつになり』第5のフレグランス、アグラリアが生まれることを説明したものです。
2004年、私たちは2つ目のフレグランス・コレクションを作り、2番目に好きなアメリカの街にちなんでサンタバーバラと名付けました。この新しいフレグランス・コレクションはノブヒル・コレクションにふさわしい相棒になりました。どちらのコレクションも伝統的かつ近代的で『素敵に混ざり合ってひとつになり』ます。
現在では『アグラリア・フレグランス』は8種類の香りが重なり合う、さらに複雑なものになりました。
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